浪曲・講談・落語から全体像に迫る・全十回
社会人向けの講座を開いている早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で「落語・講談・浪曲『大岡政談』聴き比べ」と題する講座が四月から始まる。
明快な人情裁きによってテレビドラマや映画、芝居でも人気がある大岡越前守の物語。その原点は講談や落語にある。そして浪曲にも講談や落語から移入されている。「徳川天一坊」や「権三助十」「桶屋奉行」などは浪曲でもお馴染。この他、「三方一両損」「大工調べ」「小間物屋政談(万両婿)」「帯久」「人情さじ加減」「五貫裁き」といった代表的な演目を聴き比べ、大衆に支持されている大岡政談の全体像に迫る。またこれらの演目に頻繁に登場する大家の社会的地位・役割についても考えていく。さらに「瓢箪裁き」「鹿政談」のような大岡裁き以外の名裁きもあわせて鑑賞する。
落語、講談、浪曲と幅広く鑑賞することを通して、これらの話芸の性質の違いについても調べる。
浪曲では東家楽浦、初代東家浦太郎、浪花家辰造などの録音を鑑賞する予定。また講談の宝井琴調、落語の柳家三三、春風亭一之輔の実演もある。講師・布目英一。定員四十名。毎週火曜日午後三時~午後四時半。期間は四月十五日~七月一日(四月二十九日、五月六日を除く)の十回。受講料は二万六千円。受付は三月六日から。
詳しい資料の請求は03(5117)2073(早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校)まで。
最近のコメント